清水寺の札打ちについて


33 番の聖観音地蔵菩薩

33 番のある鐘楼堂

32 番のある仁王門


清水展望台は桜の名所でもあります

三重の塔裏のスタート地点

一番札

出雲・伯耆地方には、身内の不幸があると葬儀の後に、故人の戒名をお札に書き地蔵に貼って回るという風習があります。札所めぐり・巡礼の簡易版といった感じです。詳しく調査した訳ではありませんが、全国的には少ないようです。清水寺のように三十三番というのが普通ですが、安田の長台寺などは八十八番まであります。

清水寺の札打ちコースはちょっとしたハイキングのようなコースでゆっくり歩けば約 1 時間から 1 時間半くらいかかります。三重の塔裏から一番が始まり、山道を歩き展望台に向けて登ります。(四番から十三番まで山中鹿之助の槍砥ぎ石に向かう分かれ道があります。) 展望台に出ると見晴らしも良く、天気の良い日には中海から大山まで一望でき、一休憩と言ったところです。展望台からは、二十七番から三十二番まで次は仁王門に向かっての下り坂です。今では車輌通行止めにしてありますが、昔は乗用車でも通れた比較的広い道です。ちなみに現在では大門が表門のようになっていますが、仁王門が清水寺の正門であり、その左右には文化庁選定の『歴史の道百選』にも選ばれた広瀬清水街道が走っています。仁王門からは境内に入り、根本堂裏手の鐘つき堂横に最後の三十三番のお地蔵様があります。昔はお札をお地蔵様に貼っていましたが、現在ではお地蔵様の横に札入れがありますので、そちらにお入れください。

札打ちの後は休憩もかねて境内の食事処で精進料理を供応される方が多いです。